急性期病床(読み)キュウセイキビョウショウ

デジタル大辞泉 「急性期病床」の意味・読み・例文・類語

きゅうせいき‐びょうしょう〔キフセイキビヤウシヤウ〕【急性期病床】

発症・受傷後間もない患者病状が不安定な患者に対して、専門医療従事者が一定期間、集中的な医療を提供するために使用される病院ベッド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「急性期病床」の解説

急性期病床

病院のベッドは医療の機能に応じ/(1)/救急患者ら向けの「高度急性期」/(2)/一般的な手術をする「急性期」/(3)/リハビリ向けの「回復期」/(4)/長期入院の「慢性期」―の四つに区分される。精神科などを除く全国約132万床のうち、「高度」を含めた急性期との報告は2017年度で約74万5千床。高齢化で回復期などの患者が増えるため、各都道府県の「地域医療構想」では、25年の必要量は現在より3割減の約53万2千床になると見込まれる。

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