急電(読み)きゅうでん

精選版 日本国語大辞典 「急電」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐でんキフ‥【急電】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 急に起こるかみなり
    1. [初出の実例]「両の眼の光は急電(キウデン)に似たり」(出典読本忠臣水滸伝(1799‐1801)前)
  3. 至急電報ウナ電
    1. [初出の実例]「今日母を見舞に帰ったお高から俊三への急電である」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android