至急電報(読み)シキュウデンポウ

精選版 日本国語大辞典 「至急電報」の意味・読み・例文・類語

しきゅう‐でんぽうシキフ‥【至急電報】

  1. 〘 名詞 〙 旧制で、特殊取扱電報の一つ。普通電報に先立って送信、配達された電報。昭和五一年(一九七六廃止。ウナ。ウナ電。〔電報規則(明治三三年)(1900)〕
    1. [初出の実例]「停車場から鉄道管理局あてに次のやうな至急電報(シキウデンポウ)を打った」(出典茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉前大統領の嘘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android