怨憎(読み)エンゾウ

デジタル大辞泉 「怨憎」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぞう〔ヱン‐〕【怨憎】

うらむことと、にくむこと。うらみと、にくしみ。おんぞう

おん‐ぞう〔ヲン‐〕【怨憎】

うらみ、憎むこと。えんぞう。

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精選版 日本国語大辞典 「怨憎」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぞうヱン‥【怨憎】

  1. 〘 名詞 〙 うらむことと、にくむこと。うらみと、にくしみ。おんぞう。
    1. [初出の実例]「恐れて従へば中心に怨憎す」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐幽憤詩〕

おん‐ぞうヲン‥【怨憎】

  1. 〘 名詞 〙(うら)み憎むこと。えんぞう。
    1. [初出の実例]「我執怨憎(ヲンゾウ)は邪見放逸の劔を鋭(と)ぐ」(出典源平盛衰記(14C前)四五)

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普及版 字通 「怨憎」の読み・字形・画数・意味

【怨憎】えんぞう

うらみにくむ。

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