怨望(読み)エンボウ

デジタル大辞泉 「怨望」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぼう〔ヱンバウ〕【怨望】

[名](スル)うらみに思うこと。
「其交際に害あるものは―より大なるはなし」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「怨望」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぼうヱンバウ【怨望】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「怨」も「望」も、うらむの意 ) うらんで不平をいだくこと。うらむこと。
    1. [初出の実例]「帝臣を殺た、曲事ぢゃと思るるほどに、帝から怨望せられたぞ。うとんぜられたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)九)
    2. [その他の文献]〔史記‐殷本紀〕

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普及版 字通 「怨望」の読み・字形・画数・意味

【怨望】えんぼう(ゑんばう)

うらみそねむ。〔史記、商君伝〕衞鞅~號して君と爲す。君、秦に相たること十年、宗室貴戚、怨する多し。

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