精選版 日本国語大辞典 「怪しがる」の意味・読み・例文・類語 あやし‐が・る【怪がる】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 形容詞「あやしい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの ) 怪しく思う。変だと思う気持を、外に表わす。[初出の実例]「その竹の中に、もと光る竹なん一筋ありけり。あやしがりてよりて見るに」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))「三日みえざりければ、あやしがり、守(かみ)、たづねさせければ」(出典:古本説話集(1130頃か)四〇)怪しがるの語誌「あやしむ(ぶ)」が漢文訓読に多用されたのに対して、「あやしがる」は専ら和文に見える。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例