出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
…20歳のとき倉地氏に嫁して姿を消し,老父が見世に出たため〈とんだ茶釜が薬缶(やかん)に化けた〉ということばが流行した。文政期には人情本《松竹梅三組盃――笠森お仙物語》(2世楚満人作)が刊行され,また歌舞伎では1865年(慶応1)8月江戸守田座初演《怪談月笠森(つきのかさもり)》(河竹黙阿弥作)が講談《三人姉妹因果譚》を原拠として劇化された。ここではお仙が姉の仇を討つ筋立てで,3世沢村田之助がお仙に扮して評判よく大当りであった。…
…江戸市井の下層社会を,写実味と三味線にのる音感の両面をもつ小団次の芸風に合わせて,活写した作品群である。ほかに13世市村羽左衛門(後の5世尾上菊五郎)に《青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)》(1862),3世沢村田之助に《処女翫(むすめごのみ)浮名横櫛》(1864),《怪談月笠森》(1865)など。 第3期は66年の小団次死後から81年66歳で引退するまでの約15年間で,旧来の世話物のほか新時代に順応すべく,活歴劇(活歴物),散切物,松羽目物の舞踊劇などに新境地を開く時代である。…
※「怪談月笠森」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新