精選版 日本国語大辞典 「恋は思案の外」の意味・読み・例文・類語 こい【恋】 は=思案(しあん)[=心(こころ)]の外(ほか) 恋は常識では律しきれない、恋のなりゆきは常識でおしはかることができないの意。[初出の実例]「恋は心の外といふは、きはめて密夫の事なるべし」(出典:浮世草子・庭訓染匂車(1716)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「恋は思案の外」の解説 恋は思案の外 恋は理性では律しきれない。また、恋のなりゆきは理性でおしはかることができない。 [使用例] 「でも、わたしの母は父のものですわ。夫婦の仲に他の女が割り込むことは、絶対にゆるせませんわ」「そうですかね。男と女のことって、あなたの理屈通りに行くもんですかね。俗に恋は思案のほかって言うじゃありませんか」[三浦綾子*ひつじが丘|1966] [類句] 恋は盲目/恋の山には孔く子じの倒れ 〔英語〕Love is blind.(恋は盲目) 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報