恋泊村(読み)こいどまりむら

日本歴史地名大系 「恋泊村」の解説

恋泊村
こいどまりむら

[現在地名]屋久町小島こしま

小島村の西にあり、西は椎野しいの村、北は山岳で、南は海に面する。近世には栗生くりお村の小村であった(薩藩政要録)。明暦三年(一六五七)頃の屋久島大絵図(県立図書館蔵)では小湯泊とみえる。享保一一年(一七二六)検地帳(野村兼太郎氏収集文書)では高八石余、水田五反余があり、二家部、男四・女〇、馬三。村高は「三州御治世要覧」・旧高旧領取調帳でもほぼ同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android