精選版 日本国語大辞典 「恥隠」の意味・読み・例文・類語 はじ‐かくしはぢ‥【恥隠】 〘 名詞 〙① 恥ずかしいものをかくすこと。また、そのためのもの。ぼろかくし。[初出の実例]「世をすつる形(すがた)とみえて墨染の袖はまづしきはちかくしかな」(出典:雑談集(1305)三)② 腰巻き。女の湯具。[初出の実例]「うつくしき肌に折からの嵐あたりて、くれなゐの恥(ハヂ)かくしひとへのありさま」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例