恨・怨(読み)うらめしい

精選版 日本国語大辞典 「恨・怨」の意味・読み・例文・類語

うらめし・い【恨・怨】

〘形口〙 うらめし 〘形シク相手の心や処置期待に反するものであったり、望ましくない事態自力ではどうにもならないような場合、それに対する不満、嘆きなどが心の内にわだかまっている。残念で悲しい。
万葉(8C後)一三・三三四六「天地の 神し恨之(うらめシ) 草枕 この旅の日(け)に 妻離(さ)くべしや」
うらめし‐が・る
〘他ラ四〙
うらめし‐げ
〘形動〙
うらめし‐さ
〘名〙

うらめし【恨・怨】

〘形シク〙 ⇒うらめしい(恨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android