恩恤(読み)オンジュツ

デジタル大辞泉 「恩恤」の意味・読み・例文・類語

おん‐じゅつ【恩×恤】

恵み哀れむこと。
「其心を苦め身を労し暫くも安居せず、数々―の典を垂れ」〈阪谷素明六雑誌一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恩恤」の意味・読み・例文・類語

おん‐じゅつ【恩恤】

  1. 〘 名詞 〙 情けをかけること。恩情をもって救済すること。
    1. [初出の実例]「又可恩恤、幸蒙霧忽晴」(出典東大寺文書‐天喜三年(1055)九月八日・伊賀守小野守経書状)
    2. [その他の文献]〔周書‐宇文護伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「恩恤」の読み・字形・画数・意味

【恩恤】おんじゆつ

めぐみ。

字通「恩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android