恩情(読み)オンジョウ

デジタル大辞泉 「恩情」の意味・読み・例文・類語

おん‐じょう〔‐ジヤウ〕【恩情】

情け深い心。慈しみの心。「恩情に富む」「恩情に感謝する」
[類語]愛情愛着温情情けじょう情合い情愛情味人情人情味厚情思いやりいつくしみ慈愛仁愛仁恵仁慈仁心じん慈悲あわれみ哀憐同情

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精選版 日本国語大辞典 「恩情」の意味・読み・例文・類語

おん‐じょう‥ジャウ【恩情】

  1. 〘 名詞 〙 めぐみ深い心。いつくしみの心。恩愛の情。
    1. [初出の実例]「誰慮遣君向戎路。恩情婉忽相遺」(出典文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔班婕妤‐怨歌行〕

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普及版 字通 「恩情」の読み・字形・画数・意味

【恩情】おんじよう(じやう)

なさけ。恩愛の情。漢・班〔怨歌行〕楽府 常にる、秋の至りて 涼風、炎熱奪ふを 篋笥(けふし)の中に捐(きえん)せられ 恩、中にしてえん

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