デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恩荷」の解説 恩荷 おが ?-? 飛鳥(あすか)時代の蝦夷(えみし)の首長。「日本書紀」によれば,斉明天皇4年(658)蝦夷征討に遠征した阿倍比羅夫(ひらふ)により,齶田(あぎた)(秋田),渟代(ぬしろ)(能代)の蝦夷が降伏させられたとき,朝廷につかえることをちかい,小乙上の位をあたえられ,渟代,津軽2郡の郡領にさだめられたという。「おんが」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例