恭倹(読み)キョウケン

デジタル大辞泉 「恭倹」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭倹】

[名・形動]人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。「恭倹己れを持す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恭倹」の意味・読み・例文・類語

きょう‐けん【恭倹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人に対してうやうやしく、自分自身はつつしみ深いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「読礼者忘恭倹揖譲之志」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
    2. [その他の文献]〔論語‐学而〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「恭倹」の読み・字形・画数・意味

【恭倹】きようけん

つつしみ深い。〔論語、学而〕子禽、子貢に問うて曰く、夫子(ふうし)の是のに至るや、必ず其のを聞く。之れを求めたるか、抑(ある)いは之れを與へたるかと。子貢曰く、夫子は良恭儉讓、以て之れを得たりと。

字通「恭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android