デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恭畏」の解説 恭畏 きょうい 1565-1630 織豊-江戸時代前期の僧。永禄(えいろく)8年生まれ。京都の人。仁和(にんな)寺の亮淳に真言をまなび,灌頂(かんじょう)をうける。奈良で三論,華厳(けごん),法相(ほっそう)などもおさめた。慶長元年京都法輪寺の住職となり,堂塔を修復。文之玄昌(ぶんし-げんしょう)と論争し,「邪正義」をあらわした。寛永7年6月12日死去。66歳。著作はほかに「密宗血脈鈔(けちみゃくしょう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例