恵比須講の買物(読み)えびすこうのかいもの

精選版 日本国語大辞典 「恵比須講の買物」の意味・読み・例文・類語

えびすこう【恵比須講】 の=買物(かいもの)[=商(あきない)

  1. ( 恵比須講の日、商家では、親戚知人を招いて祝宴を開き、商品に法外な掛け値を付けて商売繁盛を祈ったところから ) けたはずれの掛け値にいう語。
    1. [初出の実例]「『二三万の、金があったら財産(しんしゃう)を、持直すことは出来やせう』『〈略〉ヘン、大層な。夷講(エビスカウ)の商(アキナ)ひめくことを言ふぜ』」(出典人情本・春色淀の曙(19C中)四)

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