悪度胸(読み)ワルドキョウ

デジタル大辞泉 「悪度胸」の意味・読み・例文・類語

わる‐どきょう【悪度胸】

あきれるほど、ずぶとい度胸。くそ度胸。
自棄やけに近い気強さから、却って―が据わって」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪度胸」の意味・読み・例文・類語

わる‐どきょう【悪度胸】

  1. 〘 名詞 〙 変にすわった度胸。悪条件下に自分をすてて臨んだときなどに出る度胸をいう。くそ度胸。
    1. [初出の実例]「疾に承知で、悪度胸(ワルドキョウ)を据ゑて店の敷居を跨いだのであるから」(出典:新梅ごよみ(1901)〈永井荷風二三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む