自棄(読み)ジキ

デジタル大辞泉の解説

じ‐き【自棄】

自分自身に失望してすてばちになること。やけ。「自暴自棄

やけ【自棄】

[名・形動]《「焼け」と同語源》物事が分の思いどおりに運ばなくて、どうにでもなれという気持ちになり、思慮のない乱暴な振る舞いをすること。また、そのさま。やけくそ。自暴自棄。「自棄を起こす」「自棄な調子で捨てぜりふをいう」

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大辞林 第三版の解説

じき【自棄】

( 名 ) スル
自分の身を粗末にして顧みないこと。すてばちになること。 「自暴-」 「今はわれ吾が欠点をのみ見て-せんとしつつあり/欺かざるの記 独歩

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精選版 日本国語大辞典の解説

じ‐き【自棄】

〘名〙 自分自身に失望してすてばちになること。やけをおこすこと。「自暴自」 〔文明本節用集(室町中)〕
※収穫(1910)〈前田夕暮〉上「何物にか踏みにじられしあとに似て自棄の心のやるよしもなし」 〔孟子‐離婁・上〕

やけ【自棄】

〘名〙 ⇒やけ(焼)

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