悪戯者(読み)イタズラモノ

デジタル大辞泉 「悪戯者」の意味・読み・例文・類語

いたずら‐もの〔いたづら‐〕【悪戯者】

いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない悪戯者
みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。
「様子や言葉使のみを見て、―だと断定してはならない」〈荷風濹東綺譚
徒人いたずらびと1」に同じ。
「今はつかさもなき―になれるよしなり」〈著聞集・五〉
悪さをする者。ならずもの。
「かかる無理無法なる―をば」〈仮・伊曽保・下〉
なまけ者。道楽者
「かれは家業を嫌ふ―の世事知らず」〈読・英草紙・四〉
《江戸末期、ねずみ取り薬の行商人の売り声から》ネズミ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android