デジタル大辞泉 「悪戯者」の意味・読み・例文・類語 いたずら‐もの〔いたづら‐〕【悪=戯者】 1 いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない悪戯者」2 みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。「様子や言葉使のみを見て、―だと断定してはならない」〈荷風・濹東綺譚〉3 「徒人いたずらびと1」に同じ。「今はつかさもなき―になれるよしなり」〈著聞集・五〉4 悪さをする者。ならずもの。「かかる無理無法なる―をば」〈仮・伊曽保・下〉5 なまけ者。道楽者。「かれは家業を嫌ふ―の世事知らず」〈読・英草紙・四〉6 《江戸末期、ねずみ取り薬の行商人の売り声から》ネズミの別名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例