デジタル大辞泉 「鼠」の意味・読み・例文・類語
ねずみ【×鼠】
2 「ねずみ色」の略。
3 ひそかに害をなす者。
4 つまらない者。「ただの
[下接語]
[類語]野鼠・家鼠・熊鼠・

蟲の
名なり」とあり、いたち・もぐらの類を含めての名とする。篆文は歯を主とする形であるが、卜文は頭と須(ひげ)の形で、その特徴をとらえている。〔詩、小雅、雨無正〕「鼠思泣血」、〔詩、小雅、正月〕「鼠憂して以て庠(や)む」は、いずれも
思(そし)・
憂(そゆう)の意であるが、鼠の生態よりして
字が作られたのであろう。
と通用し、うれえる。
須美(ねずみ)〔名義抄〕鼠 ネズミ・オホキナリ 〔
立〕鼠 ネズミ・ムササビ 〔字鏡集〕鼠 ムササビ・オホキナリ・ネズミ・モモ・カクル・ウレフ
(いたち)など十九字、〔玉
〕に
(てん)・
(むささび)などを加え、すべて五十七字を属する。
▶・鼠技▶・鼠耗▶・鼠獄▶・鼠
▶・鼠思▶・鼠子▶・鼠市▶・鼠矢▶・鼠将▶・鼠壌▶・鼠窃▶・鼠盗▶・鼠
▶・鼠輩▶・鼠璞▶・鼠尾▶・鼠負▶・鼠婦▶・鼠目▶・鼠量▶・鼠狼▶
鼠・
鼠・黒鼠・飼鼠・社鼠・雀鼠・首鼠・碩鼠・蒼鼠・賊鼠・貂鼠・田鼠・腐鼠・伏鼠・捕鼠・犂鼠・両鼠・礼鼠・老鼠出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…なお1918年の米騒動のときには,米の買占めをして米価をつり上げているといううわさがたち,神戸の本店が焼打ちにあった。この事件は城山三郎の小説《鼠》に詳しく描かれている。 事業を膨張させすぎた鈴木商店は,第1次大戦後の不況で深刻な経営難におちいった。…
※「鼠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...