悪所船(読み)あくしょぶね

精選版 日本国語大辞典 「悪所船」の意味・読み・例文・類語

あくしょ‐ぶね【悪所船】

  1. 〘 名詞 〙 遊里通いの船。江戸の新吉原通いには猪牙船(ちょきぶね)を用い、大坂では屋形船御座船を用いた。
    1. [初出の実例]「浅草川の悪所船(アクショフネ)乗場に、札書て置しは」(出典浮世草子好色二代男(1684)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む