悪無村(読み)さかなしむら

日本歴史地名大系 「悪無村」の解説

悪無村
さかなしむら

[現在地名]上中町無悪さかなし

三田みた村の北に位置し鳥羽とば川が流れる。集落南北に長く二つに分れ、さらに水田を隔てた西方こううら集落がある。弘治二年(一五五六)六月の明通寺鐘鋳勧進算用状(林屋辰三郎氏蔵)に「卅九文 さかなし門前」とみえ、正保郷帳によれば田方五七一石余・畠方七〇石余。

集落の北側、安楽あんらく寺の裏山標高一〇七メートルの山頂堂山どうやま城跡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む