悲秋(読み)ひしゅう

精選版 日本国語大辞典 「悲秋」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しゅう‥シウ【悲秋】

  1. 〘 名詞 〙 ものがなしく感じられる秋。また、秋の気配に感じてものがなしさをおぼえること。
    1. [初出の実例]「祁山悲秋の風更けて 陣雲暗し五丈原」(出典:天地有情(1899)〈土井晩翠〉星落秋風五丈原)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐九日藍田崔氏荘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「悲秋」の読み・字形・画数・意味

【悲秋】ひしゆう(しう)

もの悲しい秋。唐・杜甫〔登高〕詩 里悲秋、常に客と作(な)り 百年多(たへい)にして、獨り臺に上る

字通「悲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む