コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

情報処理モデル じょうほうしょりモデル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

情報処理モデル
じょうほうしょりモデル

効率的な情報処理を行なうための手段として組織をとらえるといった組織観に基づいて,組織に関する現象を説明しようとする理論。このような組織観の根底にあるのが,H.A.サイモンの提唱した「認知限界」という概念である。つまり,個人としての人間は認知能力,情報処理能力に限界があり,それを克服するために組織構造 (階層システム) が構築されるのである。情報処理モデルは,1970年代のコンティンジェンシー理論の台頭とともに,組織論における最も中心的な理論となった。それに対して,組織は情報処理を効率化するのみならず,むしろ自ら情報を積極的に創造するのだという組織観に基づくモデルが情報創造モデルである。近年,特に新技術や新製品の開発といった創造的な活動が重要になるに従って,企業組織に関する現象の説明モデルとして,情報創造モデルの有効性が増してきている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

情報処理モデルの関連キーワード消費者行動モデル

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android