情状証人(読み)ジョウジョウショウニン

デジタル大辞泉 「情状証人」の意味・読み・例文・類語

じょうじょう‐しょうにん〔ジヤウジヤウ‐〕【情状証人】

刑事事件裁判で、刑の量定にあたって斟酌しんしゃくすべき事情を述べるために公判廷に出廷する証人弁護側の場合、被告人家族知人などが寛大な処分を求めて被告人に有利な事情を述べ、検察側の場合、被害者遺族量刑に反映されるよう被害感情を強く訴えることが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android