コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

惟良春道 これよしの はるみち

2件 の用語解説(惟良春道の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

惟良春道 これよしの-はるみち

?-? 平安時代前期の官吏,詩人。
承和(じょうわ)4年(837)伊勢介(いせのすけ)となり,9年渤海(ぼっかい)使節の歓迎宴に出席。漢詩が「扶桑集」「和漢朗詠集」などにおさめられている。作品には白楽天の影響がみられる。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

惟良春道

生年:生没年不詳
平安前期の漢詩人。天長4(827)年成立の『経国集』目録に従八位上近江少掾とあり,同9年,従五位下に昇叙。承和4(837)年伊勢介,同11年従五位上に昇る。平安朝漢文学史では,白居易の文学の受容を要因として承和期に大きな転回があるが,『扶桑集』の春道が小野篁と贈答した詩には白居易の詩の影響が顕著にみられ,中国からの新しい文学をいち早く取り入れている。承和期の前(『経国集』)と後(『扶桑集』『和漢朗詠集』『新撰朗詠集』)の両方に作品を残し,文学史の転換をその作品によく示している詩人として,小野篁と共に注目すべき存在である。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

惟良春道の関連キーワード懐風藻経国集内裏式秘蔵宝鑰扶桑集本朝続文粋巨勢識人慈恒島田忠臣蓮禅

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone