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惟良春道 これよしの はるみち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

惟良春道 これよしの-はるみち

?-? 平安時代前期の官吏,詩人。
承和(じょうわ)4年(837)伊勢介(いせのすけ)となり,9年渤海(ぼっかい)使節の歓迎宴に出席。漢詩が「扶桑集」「和漢朗詠集」などにおさめられている。作品には白楽天の影響がみられる。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

惟良春道

生年:生没年不詳
平安前期の漢詩人。天長4(827)年成立の『経国集』目録に従八位上近江少掾とあり,同9年,従五位下に昇叙。承和4(837)年伊勢介,同11年従五位上に昇る。平安朝漢文学史では,白居易の文学の受容を要因として承和期に大きな転回があるが,『扶桑集』の春道が小野篁と贈答した詩には白居易の詩の影響が顕著にみられ,中国からの新しい文学をいち早く取り入れている。承和期の前(『経国集』)と後(『扶桑集』『和漢朗詠集』『新撰朗詠集』)の両方に作品を残し,文学史の転換をその作品によく示している詩人として,小野篁と共に注目すべき存在である。

(後藤昭雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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