デジタル大辞泉 「惨らしい」の意味・読み・例文・類語 むご‐らし・い【▽惨らしい/▽酷らしい】 [形][文]むごら・し[シク]「むごたらしい」に同じ。「取って抑えて何者の仕業ぞ、―・き縄からげ」〈露伴・風流仏〉[派生]むごらしさ[名] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「惨らしい」の意味・読み・例文・類語 むご‐らし・い【惨らしい・酷らしい】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]むごらし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「らしい」は接尾語 ) いかにも残酷である。残忍である。無慈悲である。むごたらしい。[初出の実例]「我らはかやうのむごらしき物は見初めにて候」(出典:御伽草子・小男の草子(室町末))「人にはあらで人にこそあれ 猿の皮はぎたをみればむこらしや」(出典:俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟)惨らしいの語誌→「むごい」の語誌 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例