デジタル大辞泉 「愁雲」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐うん〔シウ‐〕【愁雲】 うれいを感じさせる雲。転じて、うれいや悲しみのある心境のたとえ。「渠かれが胸には一片の―凝って動かず」〈独歩・わかれ〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「愁雲」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐うんシウ‥【愁雲】 〘 名詞 〙 うれいを感じさせる雲。転じて、うれい、悲しみの気持の満ちこもることのたとえにいう。[初出の実例]「山際愁雲断、人前楽緒稀」(出典:懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈刀利宣令〉)「紙上に愁雲の惨澹たるを覚ふ」(出典:訂正増補雪中梅(1890)〈末広鉄腸〉上)[その他の文献]〔班婕妤‐擣素賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例