愁顔(読み)うれいがお

精選版 日本国語大辞典 「愁顔」の意味・読み・例文・類語

うれい‐がお うれひがほ【愁顔】

〘名〙 (形動) うれいを含んだ顔。悲しそうな顔。また、そのような様子。うれえがお。
人情本・英対暖語(1838)初「しかし其愁ひ㒵(ガホ)もまたかはひらしいヨ」

うれえ‐がお うれへがほ【愁顔】

〘名〙 (形動) =うれいがお(愁顔)
源氏(1001‐14頃)夕霧「鹿はただまがきのもとにたたずみつつ〈略〉うち鳴くも、うれへ顔なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「愁顔」の読み・字形・画数・意味

【愁顔】しゆうがん

愁い顔。

字通「愁」の項目を見る

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