愚作(読み)グサク

デジタル大辞泉 「愚作」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐さく【愚作】

へたな作品。くだらない作品。
自分の作品をへりくだっていう語。
[類語]拙作凡作駄作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愚作」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐さく【愚作】

  1. 〘 名詞 〙 つまらない作品。つたない作品。また、自分の作品をへりくだっていう語。本来作文(さくもん)(=漢詩文を作ること)についていわれたが、のちに、一般の作品についてもいうようになった。
    1. [初出の実例]「於御前一反読申愚作之次第、以之可相承之号云々」(出典玉葉和歌集‐安元三年(1177)二月七日)

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