デジタル大辞泉 「愛しがる」の意味・読み・例文・類語 うつくし‐が・る【▽愛しがる】 [動ラ四]かわいらしいと思う。かわいがる。「松君のをかしうもの宣のたまふを、誰も誰も、―・り聞こえ給ふ」〈枕・一〇四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「愛しがる」の意味・読み・例文・類語 いとし‐が・る【愛がる】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 形容詞「いとしい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの ) かわいそうに思う気持、または、かわいく思う気持を様子に表わす。愛情をかける。[初出の実例]「爰に又、おうぢごのいとしがらせらるる孫がござるほどに」(出典:虎明本狂言・薬水(室町末‐近世初))「彦右衛門も唯だ娘を可愛(イトシ)がって種々(いろいろ)の事見するのみ」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例