愛冠岬(読み)あいかつぷみさき

日本歴史地名大系 「愛冠岬」の解説

愛冠岬
あいかつぷみさき

村域の南部、大字川下村かわしもむらの字毘砂別びしやべつと大字尻苗村しりなえむらの字送毛おくりげとの間で日本海に突き出た岬。送毛から毘砂別までの約五キロの海岸線は、おもに新第三紀の角閃石安山岩質溶岩などで高さ約一〇〇メートルの海食崖を形成し、多くの岩礁が散在するうちのわし岩とよばれる岩の辺りを愛冠岬という。岬には地層中に貫入した輝石角閃石安山岩が柱状節理を形成している。「協和私役」によると「アイガツプの岬に至る、又石山なり、高さ二十余丈益大観なり、山皆片石を畳むが如し、大なる者丈余、小なる者一、二尺、相交りて形を成し、海岸に直立す、高屏を立るが如し」(安政三年七月九日条)という風景であった。岬を南に越えるには「石浜に而不宜」、海岸線の通行は不可能であるため山中に入るが、「終始大難所」であった(「西蝦夷地日記」文化四年一〇月八日条)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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