愛染院跡(読み)あいぜんいんあと

日本歴史地名大系 「愛染院跡」の解説

愛染院跡
あいぜんいんあと

[現在地名]三島市一番町

明治初期まで存在した三嶋社(三嶋大社)の子院。同社の北西方水上みずかみに露頭した溶岩がみられ、周辺を整備して溶岩から流れ落ちる水流(愛染の滝)を造る。永禄一二年(一五六九)六月一〇日の北条家朱印状(小出文書)に愛染院とみえ、大光院が武田方についたため伊豆国内の同院領および末寺を没収し、三嶋社愛染院に与えている。元亀元年(一五七〇)一〇月二五日には当院へ禁制が下された(「北条家禁制」斎藤文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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