愧赧(読み)キタン

デジタル大辞泉 「愧赧」の意味・読み・例文・類語

き‐たん【××赧】

恥じて顔を赤くすること。赤面せきめん。「愧赧の念」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愧赧」の意味・読み・例文・類語

き‐たん【愧赧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「愧」は恥じる、「赧」は赤くなる ) 恥じて、赤い顔をすること。赤面すること。赧愧。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「しかし、今、図らずも故人に遇ふことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐しい」(出典:山月記(1942)〈中島敦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「愧赧」の読み・字形・画数・意味

【愧赧】きたん

赤面する。〔三国志、魏、陳思王植伝〕竊(そひ)かに相鼠のの、禮無くば(すみ)やかに死するの義に感じ、形影相ひ弔ひ、五愧赧す。

字通「愧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android