慙恨(読み)ざんこん

精選版 日本国語大辞典 「慙恨」の意味・読み・例文・類語

ざん‐こん【慙恨・慚恨】

  1. 〘 名詞 〙 恥じてうらむこと。恥ずかしい気持にさせられたことに対する恨み。
    1. [初出の実例]「西光慚恨、終間叡山座主明雲於法皇流」(出典日本外史(1827)一)
    2. [その他の文献]〔庾信‐呉明徹墓誌銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「慙恨」の読み・字形・画数・意味

【慙恨】ざんこん

はじうらむ。〔晋書、王堕載記〕(堕)性、剛峻疾惡、~。榮~を疾(にく)みて~曰く、~是れ何の狗(けいく)ぞ、而(すなは)ち國士をして之れと言はしめんやと。榮聞きて慙恨し、に~之れを誅す。

字通「慙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む