慧命（読み）エミョウ

デジタル大辞泉 「慧命」の意味・読み・例文・類語

え‐みょう〔ヱミヤウ〕【×慧命】

１ 仏語。悟りの智慧を生命にたとえた語。法命ほうみょう。
２ 比丘びくの尊称。慧寿えじゅ。

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精選版 日本国語大辞典 「慧命」の意味・読み・例文・類語

え‐みょうヱミャウ【慧命】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。
  2. ① さとりの智慧(ちえ)を生命にたとえた言葉。
    1. [初出の実例]「常に身を浄めて善を勤修し、恵命を祈(ねが)ひ」(出典：日本霊異記（810‐824）中)
  3. ② 具寿(ぐじゅ)（=寿命を具するもの）の意で、比丘(びく)の尊称。〔行事鈔‐下・三〕

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