慨世(読み)ガイセイ

デジタル大辞泉 「慨世」の意味・読み・例文・類語

がい‐せい【慨世】

世の中のありさまについて不満をもち、憤慨すること。「慨世の士」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慨世」の意味・読み・例文・類語

がい‐せい【慨世】

  1. 〘 名詞 〙 世間現状に怒りを感じ、その成り行きを心配すること。
    1. [初出の実例]「正木将監と喚(よば)るるは慨世(ガイセイ)志気もっとも厚く」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「慨世」の読み・字形・画数・意味

【慨世】がいせい

世を憂える。

字通「慨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android