慶伊干瀬(読み)ちーびし

日本歴史地名大系 「慶伊干瀬」の解説

慶伊干瀬
ちーびし

那覇港の北西約一一キロに位置する三つのサンゴ礁(台礁)総称。渡嘉敷村前島まえじまに属する。これらのサンゴ礁は従来しばしば環礁(アトール)とされてきたが、沖縄県には環礁は分布しない。三つのサンゴ礁の上には砂が堆積してできた島(砂洲島)がある。神山かみやま(面積〇・一三平方キロ、標高一〇・七メートル)、ナガンヌ島(〇・三七平方キロ、八メートル)、クエフ島(〇・三三平方キロ、二メートル)三島である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android