憂悩(読み)ゆうのう

精選版 日本国語大辞典 「憂悩」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐のうイウナウ【憂悩】

  1. 〘 名詞 〙 心をいため、思いなやむこと。苦悩
    1. [初出の実例]「うみ置し母罪を盛に得て憂悩する也と言ける」(出典:康頼宝物集(1179頃)上)
    2. [その他の文献]〔白居易‐弄亀羅詩〕

う‐のう‥ナウ【憂悩】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。憂え悩むこと。
    1. [初出の実例]「安楽行品の文に是の経を読まん者は、常に憂悩(ウナウ)無く又病痛無く顔色鮮白ならん」(出典雑談集(1305)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憂悩」の読み・字形・画数・意味

【憂悩】ゆうのう

うれえ悩む。

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