憂苦(読み)ユウク

デジタル大辞泉 「憂苦」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐く〔イウ‐〕【憂苦】

[名](スル)心配し苦慮すること。
「徒に―するなかれ」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「憂苦」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐くイウ‥【憂苦】

  1. 〘 名詞 〙 心配して苦にすること。憂勤(ゆうきん)
    1. [初出の実例]「天教方寸虚舟似、不平常憂苦」(出典田氏家集(892頃)上・病後閑座偶吟所懐)
    2. [その他の文献]〔史記‐孝文本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憂苦」の読み・字形・画数・意味

【憂苦】ゆう(いう)く

うれえ苦しむ。晋・陸機〔擬古詩、十二首、今日良宴の会に擬す〕人生何(いくばく)も無し 樂を爲すこと常に晏(おそ)きにしむ~曷爲(なんす)れぞ恆(つね)に憂して 此のと賤とを守る

字通「憂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む