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懸垂碍子 けんすいがいしsuspension insulator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

懸垂碍子
けんすいがいし
suspension insulator

送電用の碍子の一種。おおむね 60kV以上の高圧送電に用いるが,送電電圧高低により連結個数を増減してその機能を調節することができる。普通,直径 18cm,25cmの2種があるが,超高圧送電になるとさらに直径の大きいものを用いる。懸垂碍子は,海岸地方を送電線が走り,塩害などが予想される場合,予想される汚損不良碍子の発生を見込んで余分に装着連結しておくこともできる。 25cmのもので1個あたり注水時約 50kVの耐圧をもつが,連結数によってそれぞれの碍子にかかる電圧はアンバランスとなり,またアーキングホーンなどを取付けることにより,それぞれの分担電圧が異なってくる。一般に使用電圧によって次のような個数となる。 77kV→5個,110kV→7個,154kV→9個,275kV→16個。なお,低電圧送電用として,ピン碍子がある。

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