懸水(読み)かけみず

精選版 日本国語大辞典 「懸水」の意味・読み・例文・類語

かけ‐みず‥みづ【懸水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 懸樋(かけひ)を流れる水。
    1. [初出の実例]「みなかみは山のしら雪とぢてけりこほりてつづくやどのかけ水〈藤原為家〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)二六)
  3. 清酒しょうゆなどを醸(かも)すとき、米、大豆に注ぎかける水。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「懸水」の読み・字形・画数・意味

【懸水】けんすい

たき。

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