懸絶(読み)ケンゼツ

デジタル大辞泉 「懸絶」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぜつ【懸絶】

[名](スル)著しい隔たりがあること。「両者実力は見るからに懸絶している」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懸絶」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぜつ【懸絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かけはなれること。また、かけはなれていること。差のあること。また、そのさま。懸隔
    1. [初出の実例]「孔子の聖徳は其高き事如天、天懸絶なる事、既非人の可階升」(出典:足利本論語抄(16C)子張第十九)
    2. [その他の文献]〔李陵‐答蘇武書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「懸絶」の読み・字形・画数・意味

【懸絶】けんぜつ

懸異

字通「懸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android