懸踊(読み)かけおどり

精選版 日本国語大辞典 「懸踊」の意味・読み・例文・類語

かけ‐おどり‥をどり【懸踊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多人数でかけ合いに歌いながら踊ること。
    1. [初出の実例]「その後虎御前と小谷山と、敵味方の若者共、掛をとりをかけ合ひける」(出典:浅井三代記(1689)一七)
  3. 老若男女が集まって、一方村境から他の村境まで踊って行くこと。厄神を他へ送るためという。
  4. 陰暦七月七日、または七月一四日から三〇日まで、大勢で町々を踊り歩き、また、知人の家などに行って踊ること。小町踊り。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「子は子程にもしなす狂言〈宗利〉 出立も人目にかかるかけおどり〈宗利〉」(出典:俳諧・鴉鷺俳諧(1646))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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