懺悔文(読み)サンゲモン

デジタル大辞泉 「懺悔文」の意味・読み・例文・類語

さんげ‐もん【×悔文】

法要一つとして唱える、懺悔の意を表した文。

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精選版 日本国語大辞典 「懺悔文」の意味・読み・例文・類語

さんげ‐もん【懺悔文】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。懺悔するとき、また、受戒、勤式などの法会に読誦する文。普通、華厳経普賢行願品の「我昔所造諸悪業、皆由無始貪瞋痴、従身語意之所生、一切我今皆懺悔」の文を用いる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「懺悔文」の意味・わかりやすい解説

懺悔文
さんげもん

法要のときに仏前で懺悔の意を表わす文。『華厳経』普賢行願品にある文が最も有名である。「我昔所造諸悪業。皆由無始貪瞋癡。従身語意之所生。一切我今皆懺悔 (われ昔つくりしところの諸の悪業は,みな無始の貪,瞋,癡による,身,語,意より生じるところなり,一切われいまみな懺悔す) 」。

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