成らぬ堪忍するが堪忍(読み)ナラヌカンニンスルガカンニン

デジタル大辞泉 「成らぬ堪忍するが堪忍」の意味・読み・例文・類語

らぬ堪忍かんにんするが堪忍かんにん

がまんできないことをこらえるのが、本当の忍耐というものである。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「成らぬ堪忍するが堪忍」の解説

成らぬ堪忍するが堪忍

とても堪忍できないようなことを堪忍するのが本当の堪忍である。だれでもがまんすることはがまんのうちに入らず、とてもがまんできないところを辛抱することがたいせつである。

[使用例] そのうちよくなります。待てば海路日和。ならぬ堪忍、するが堪忍[小田実*羽なければ|1975]

[解説] 七・七の音で口調が良く、「世の中になる堪忍は誰もするならぬ堪忍するが堪忍」のように道歌としても伝わっています。

英語〕Patience is a virtue.(忍耐は美徳である)

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