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堪忍 カンニン

デジタル大辞泉の解説

かん‐にん【堪忍】

[名](スル)
怒りを抑えて、人の過ちを許すこと。勘弁。「悪かった、堪忍してくれ」
肉体的な痛みや苦しい境遇などをじっとこらえること。我慢すること。忍耐。
「且(かつ)力を尽し且―して時節を待つ可きなり」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かんにん【堪忍】

( 名 ) スル
人のあやまちを我慢して許すこと。勘弁。 「ならぬ-するが-」 「どうか-して下さい」
不利な立場や困難な状況を堪え忍ぶこと。 「東西より是を攻めば、将軍京都には一日も-し給はじ/太平記 19
経済力。また、生活費。 「誹諧の点して味噌塩の-を求め暮らしぬれども/浮世草子・好色万金丹」
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の堪忍の言及

【娑婆】より

…それゆえ,娑婆は正しくは娑婆世界Sahā‐lokadhātuである。一方,これとは別に,堪忍(たんにん),能忍とも,雑会(ぞうえ)とも訳されている。前2者は原語のサハーを〈堪えるsah〉という動詞からつくられた語と解したためであり,後者はサハーとはまったく別の〈集会sabhā〉が原語であると解したためである。…

※「堪忍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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