成仏得脱(読み)ジョウブツトクダツ

デジタル大辞泉 「成仏得脱」の意味・読み・例文・類語

じょうぶつ‐とくだつ〔ジヤウブツ‐〕【成仏得脱】

仏道修行の結果悟ることができて、煩悩ぼんのうから脱すること。また、死んでこの世の苦しみから解放されること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「成仏得脱」の意味・読み・例文・類語

じょうぶつ‐とくだつジャウブツ‥【成仏得脱】

  1. 〘 名詞 〙 仏語仏果を得て、煩悩繋縛(けばく)を脱すること。また、死んでこの世の苦しみをのがれること。
    1. [初出の実例]「成仏得脱して、さとりをひらき給ひなば、娑婆の故郷にたちかへって妻子を道びき給はん事、還来穢国度人天、すこしも疑あるべからず」(出典:平家物語(13C前)一〇)
    2. 「かの岸に至り至りて、成仏得脱の身となりぬ」(出典:光悦本謡曲・藤戸(1514頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む