デジタル大辞泉 「成仏得脱」の意味・読み・例文・類語 じょうぶつ‐とくだつ〔ジヤウブツ‐〕【成仏得脱】 仏道修行の結果悟ることができて、煩悩ぼんのうから脱すること。また、死んでこの世の苦しみから解放されること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「成仏得脱」の意味・読み・例文・類語 じょうぶつ‐とくだつジャウブツ‥【成仏得脱】 〘 名詞 〙 仏語。仏果を得て、煩悩の繋縛(けばく)を脱すること。また、死んでこの世の苦しみをのがれること。[初出の実例]「成仏得脱して、さとりをひらき給ひなば、娑婆の故郷にたちかへって妻子を道びき給はん事、還来穢国度人天、すこしも疑あるべからず」(出典:平家物語(13C前)一〇)「かの岸に至り至りて、成仏得脱の身となりぬ」(出典:光悦本謡曲・藤戸(1514頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例