成合寺遺跡（読み）じようごうじいせき

日本歴史地名大系 「成合寺遺跡」の解説

成合寺遺跡
じようごうじいせき

[現在地名]熊取町野田

成合（なりあい）集落の南東四〇〇メートルの谷間に位置する中世を中心とする弥生時代から近世にわたる複合遺跡。昭和五八年（一九八三）発掘調査が行われ、中世（一四―一五世紀）の火葬墓を含む墓壙群・溝・掘立柱建物などを検出。弥生土器・石皿・サヌカイト片の弥生時代遺物、須恵質土器（練鉢・土錘）・瓦器・中国陶磁器などの中世遺物のほか陶磁器・瓦など近世遺物が出土。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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